私たち夫婦と二人の息子が暮らすこの家は、数年前に購入した中古の戸建てです。購入当初、息子たちはまだ小学生で、二階にある十二畳の洋室を二人で使うことに何の問題もありませんでした。むしろ、広い空間で一緒に遊んだり、宿題をしたりする姿は微笑ましく、このままで良いとさえ思っていました。しかし、上の子が中学生になり、下の子も高学年になると、状況は少しずつ変わってきました。それぞれの交友関係が広がり、勉強に集中したい時間も増え、お互いのプライベートな空間を求めるようになったのです。最初は簡易的なカーテンで仕切ってみたり、背の高い家具で視線を遮ってみたりしましたが、根本的な解決にはなりませんでした。聞こえてくる生活音や話し声に、お互いが気を遣うようになり、些細なことで兄弟喧嘩が増えたのもこの頃です。そこで、本格的に部屋を二つに分けるリフォームを検討し始めました。最初は、壁を新設して完全に二つの六畳間にする案を考えました。しかし、一度壁を作ってしまうと、将来息子たちが独立した後に、その壁が邪魔になってしまうのではないかという懸念が拭えませんでした。そんな時、リフォーム会社の担当者の方から提案されたのが、可動式間仕切りを設置するという方法でした。普段は閉めてそれぞれの個室として使いながらも、必要があれば開け放って元の広い一部屋に戻せるという柔軟性に、私たちは強く惹かれました。息子たちも、完全に孤立するのではなく、繋がっている感覚が残るこの案を気に入ってくれました。私たちが選んだのは、三枚のパネルが連動してスライドするタイプの間仕切りです。天井までの高さがあるため、閉め切るとまるで本物の壁のようで、プライバシーがしっかりと確保されます。それでいて、中央のパネルには光を通す半透明の素材を選んだため、圧迫感がなく、お互いの気配をほのかに感じることもできます。工事は、天井にレールを取り付けるための下地補強を含めて、わずか二日で完了しました。リフォーム後、息子たちの生活は劇的に変わりました。それぞれが自分の空間で友人と電話をしたり、集中して勉強したりできるようになり、以前のようなストレスはなくなったようです。
我が家が子供部屋を間仕切りリフォームした話